【注目!】配属検討の新4年生は,最初にこちらをクリックして,読んでください.

●研究の背景
 光ファイバは既に実用化されて各家庭にまで届き、すっかり身近になりました。現在の光通信システムでは、沢山の情報を伝えるために、波長の異なる数多くの光を用いています。また光通信システムの出入り口では、主役の光ファイバに合わせることが必須になっています。
 対象とする光は、主に近赤外~赤外(波長0.8~40μm)の目には見えない光です。光と物質との様々な相互作用やサブミクロン作製技術を利用して、光デバイスの機能や性能を高めていくことで、近赤外~赤外の光を効率よく制御して光ファイバ通信などで利用します。

(出典:WikipediaeetimesUSHIO

●研究テーマ
研究テーマは、「光デバイス(=光制御素子)」であり、「膜構造光素子」と「ファイバ形光素子」の2つに大きくわかれます。

膜構造光素子は、光学薄膜や多層膜を用いたものです.
シリコン薄膜をベースにした「チューナブル(可変)波長フィルタ」や 任意透過波長特性をもつ「ルゲート波長フィルタ」の試作や解析を行い,特性の改善を進めています. またシリコン層をベースとした「スポットサイズ変換器」を光導波路の入出射端に作りこみ,特性の改善や新構造の提案を行っています.

ファイバ形光素子は,光ファイバに特殊な機能をもたせたものです.
超高集光素子(HILCレンズドファイバ,PCレンズドファイバ)や 電磁界分布形状変換素子(GIOファイバ)を試作&特性改善を行い,実用化されているものもあります.

(2ページ目:研究室の歴史,OB・OG限定,Link)