卒業生・修了生の就職について


就職について

電気・電子技術は社会生活の様々なシーンで使われており、機械、通信、電気・電子機器、化学、建築、建設から流通、金融、出版まで、電気電子技術者が活躍できない場所はありません。本学電気電子工学科の卒業生への社会の期待も高く、毎年非常に多くの求人があります。ただし企業にとっては、有益な人材確保は重要課題であり、新入社員を厳選する傾向が強まっています。

就職するにあたっては、日頃より勉学に励み、専門知識を十分蓄えておくことが必要ですが、それだけでは希望の職を得ることが難しくなっています。社会では「職場での共同作業において、協調性を持ちながら自己の力を発揮する能力」、「問題点に対して忍耐強く創意工夫を続ける能力」などが求められます。もちろん、これらの能力を最初から身につけている人は少なく、むしろ就職後、大いに鍛えられて少しずつ獲得していくものです。就職試験では、それらの素養があるかどうかを量られることになります。具体的なポイントとして,

  1. その企業を選んだ明確な理由を述べる
  2. その企業でやりたいことが具体的であり,それが企業の発展にも繋がることを主張する
  3. 元気が良く積極的でコミュニケーション能力を持っている
  4. 基準以上の常識と専門知識を身に付けている
  5. 協調性がある
等があげられます.

先ずは、企業の情報を十分収集しそれらを吟味することが必要です。 自分の志向を客観的に見つめ、自分が何をしたいのかを明確にして、それに合った就職先を見つけましょう。

本学科では学生の皆さんが納得のいく就職活動ができる様、種々の就職支援体制を整えています。有効に活用して下さい。

卒業生・修了生の進路

卒業後直ちに就職する学生もいれば、大学院に進学し博士前期課程を修了して就職する学生もいます。その就職先は、電気関連企業だけでなく、機械、化学、建設、流通、金融、出版まで多岐にわたっています。

過去5年間の就職先情報はこちら

前述のように、学部卒業後大学院に進学する学生はおよそ40%にのぼります。なかには他大学の大学院入学を目指す学生もいます。

過去5年間の大学院進学先情報はこちら

就職支援

専任教員による就職指導

専任の教授が学生の就職活動について指導します。就職相談、就職希望先の調整、推薦書の発行、など就職に関する種々のサポートをします

就職資料室

電気電子工学科棟2階のコミュニケーションスペース(4-218)内に設けられており、学科に送られてくる求人票・関係書類が書棚に整理されています。就職セミナー、説明会などの案内も掲示されており、自由に入室できます(ただし8:30-17:15まで)。

写真:就職資料室(電気電子工学科棟4-218)

就職支援センター・キャリアナビ

本学にはキャリア教育・就職支援センターが設置されており、

などのサービスが受けられます。

キャリア教育・就職支援センターはこちら
※UU Career Naviのページには上記URLから入れます.

就職活動とそのスケジュール

電気電子工学科卒業生・電気系専攻修了生の就職活動は、概ね入社前年の2月ころから本格的に始まります。学部生の場合、それまでに進学か就職か決めておくのが望ましいといえます。悩んだ場合は、学年指導教員、就職指導教員に相談しましょう。就職する場合も、自由応募でエントリーするか大学推薦を得て就職試験を受けるか、選択を迫られます。希望する就職先ごとに事情は異なるので、就職指導教員に相談しましょう.

下図は凡その就職活動スケジュールを示します。