電子物性工学講座 北村研究室

 

教 職 員       北村 通英 助教授(Michihide Kitamura kitamuracc.utsunomiya-u.ac.jp

 

研究室の場所    教官室( 共通棟1301),研究室(共通棟1310)

研究のキーワード 物性物理学,電子構造

 

研究室案内

 北村研では物質の電子構造に関する理論的研究を行っている。物質といっても多種多様であるが、半導体、磁性体、超伝導体などを主に研究している。物質の電子構造に関する知見なしに電子物性を理解することは出来ないので、本研究室では物質内電子に対するシュレーディンガー方程式を解くことによって電子構造を解明している。したがって将来、北村研で電子物性に関する理論的研究をしてみたいと思っている人は、現代物理学の基礎である「量子力学」をある程度理解しておいてもらいたい(さらに進んだ内容についてはゼミ等で行う)。電子物性のような広い意味での「材料科学」の進歩は著しく、現在では量子力学に基づいた考察力によってのみ理解することが出来るような材料開発が主流と成りつつある。したがって、将来「材料科学」のような研究をしてみたいと思っている人は、私の研究室に来る来ないに関わらず、量子力学だけは完璧に理解しておくことを勧める。